【大出血】親知らずの抜歯報告

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今週のお題「赤いもの」

 年齢を重ねるうちに、サーロインの脂が食べられなくなったり、傷の治りが遅くなったりと、加齢あるあるを感じるようになりました。その一つとして、歯の治療の必要性に気づいて、しばらく歯医者通いをしていました。

 きっかけは、歯が欠けていて「何か固いもので歯がやられた?」と思って受診したら、親知らずの虫歯が原因で溶けてきているとのことでした。その後、すべて残っていた親知らずのうち、上下1本ずつ抜くことになりました。

左上の親知らず(問題なし)

 歯科助手「上の歯の方が比較的痛みが少ないですよ。」という言葉を信じて、上の歯から抜くことになりました。周囲の先輩に話を聞いても、やれ切開して抜歯しただの、やれ歯を砕いてから抜いただの、ビビりながら当日を迎えました。

 結論から言うと、一瞬で抜歯は終わり、出血もすぐに止まりました。そして、自己負担額も約800円と安くて一安心しました。 あとは、歯医者さんで言われた『薬を飲む・安静にする・血を固める』を意識して、過ごしていきました。次の日から痛みはほとんどなく抗生物質だけで痛みどめ(ロキソニン)は飲みませんでした。

右下の親知らず(大出血)

 そこから数週間後、問題は下の歯の方でした。スポッと抜けた前回とは違い、砕いたり、グリグリしたりして、「痛いなっ」と感じました。ただ、施術にあたって下さった方は「抜けましたよ~」と普段の通りの様子でした。

 しかし、そこからまぁ血が止まらない、止まらない。体感で言うと一生この椅子に座り続けているじゃないと思うぐらい、何度も何度もガーゼを変えたり、電メスで焼いてみたり、止血剤を詰めたり、、気づいたら3時間ほど経過していました。しかも、すでに閉院時間を2時間は過ぎてて、スタッフの方への申し訳なさも半端なかったです。

 どうしても血が止まらないので、そこからなんと大学病院に送られることになりました。外は寒いのと、血が抜けているせいか体がガクガク震えて、それが歯に響く!「あああーっ!」と心で叫びながら(痛くて叫びたくない笑)搬送されました。血圧を下げる薬や点滴やなんやかんや投与を受けて、血が止まったのはさらに3時間が経っていました。

経過観察

 翌日は文化の日で仕事休みだったでしたが、口周りの痛みと頭痛で16時間ぐらい寝込んでしまいました。歯医者の委員長も「こんな血が止まらないのは初めて」と言っていたので、特異な例だと思いますが、抜歯に対して恐怖を感じたのと、歯磨きを徹底しよう!と決意するきっかけとなりました。