【怒り爆発】そうだ!労基へいこう。~ブラック労働に悩むあなたにも~

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今週のお題「爆発」

みなさんは労働基準監督署という場所に行ったことがありますか?実は、私は一度だけ行ったことがあります。

そこで実際に身に起きたこと3選を紹介しようと思います!

そもそもなんで、労基に行こうと思ったの?

会社員の人たちは『労働基準法』に守られていて、日本は恵まれている国だと言われています。しかし、いかに長時間働かせたり、残業代を払わなかったりしても、労働者が声を上げなければ何一つも問題のないホワイト企業として経営することができます。未だに日本には数多くのブラック企業が地下深くにはびこっているのが現状です。

 Point.私の会社の法律違反 

・月に約150時間のサービス残業長時間労働・残業代未払)

就業規則が一部しか公開されていない(周知の義務)

・出勤簿の労働時間の書きかえの指示

・36協定の過半数代表を決めずに特定の人に押印させていた

など、法律違反をたくさん行っていました。就業規則をなかなか公開しないことや隠蔽体質のある会社に怒り心頭でした。そこで、労働組合や労基のような正当な方法で圧をかけなければ変わらない!と決意しました。

① 労基へ行くのに準備が必要だった?

結論から言うと準備なしで大丈夫!でした。ネットで調べているときは、音声の録音だったり、勤務時間の証拠などかなり綿密でなければ意味がないと思ってました。もちろん訴える場合は必要ですが、労基が動くには現状の情報だけで十分でした。電話の予約などもなく、職員の方に伝えたら「それはひどいですね。数日後に調査に伺います。」となり、実際に立ち入り調査となりました。予想以上に簡単で拍子抜けしてホッとしたのを覚えています。

② 前後で変化したことは?

でも企業の体制って簡単に変われるものなの?

労基の是正勧告が続いたり、悪質だったりする場合は刑事罰もあり得るので、経営者にとっては耳に痛い話です。なので労働環境は変化しました。上記の法律違反が解消されたのはもちろんのこと、やはり長時間労働への意識」が改革されたように感じます。どの業務が時間外労働の対象なのか、週当たりの労働時間を鑑みた代休の取得など、当たり前のルールが明確になりました。

③ 実際に起きた悲劇は?

しかし、労基に行った身としてマイナスがなかった訳ではありません。嫌な思いをすることも少なからずありました。例えば、

管理職に「労基に誰かが行ったせいでこんなことになった!!」と言われました。しかも、その本人は私が行っているとも知らずに直接言ってくるという無能っぷりでした笑

他には、未払いの残業代の支払いはなく、次の年からコロナの影響と言いつつボーナスの減額がありました。本気で戦おうと思えば、さらに労基に訴えたり、民事裁判を起こしたりすることになるのでまだ悩み中です。

ただ、ブラック労働に悩んでいる方には絶対におススメします。本当に行って話すだけで動いてくれます。何より『自分の世界は自分で変えられる』という実感を持つことは、会社に支配されずに生きていける力になります。私と同じように怒り心頭しているみなさんも勇気をもって、足を踏み出してみてください!応援しています。